ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー詩集 中原中也訳 蹲踞


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蹲踞

やがてして、兄貴カロチュス、胃に不愉快を覚ゆるに、
軒窗に一眼いちがんありて其れよりぞ
磨かれし大鍋ごとき陽の光
偏頭痛さへ惹起ひきおこし、眼まなこどろんとさせるにぞ、
そのでぶでぶのお腹なかをば布団の中にと運びます。

ごそごそと、灰色の布団の中で大騒ぎ、
獲物えもの啖(く)つたる年寄さながら驚いて、
ぼてぼての腹に膝をば当てまする。
なぜかなら、拳こぶしを壺の柄と枉(ま)げて、
肌着をばたつぷり腰までまくるため!

ところで彼氏蹲しやがみます、寒がつて、足の指をば
ちぢかめて、麺麭(パン)の黄を薄い硝子に被きせかける
明るい日向にかぢかむで。
扨(さて)お人好し氏の鼻こそは仮漆ラツクと光り、
肉出来の珊瑚樹かとも、射し入る陽光ひかりを厭ひます。

     ★

お人好し氏は漫火とろびにあたる。腕拱み合せ、下唇を
だらりと垂らし。彼氏今にも火中に滑り、
ズボンを焦し、パイプは消ゆると感ずなり。
何か小鳥のやうなるものは、少しく動く
そのうららかなお腹なかでもつて、ちよいと臓物みたいなふうに!

四辺あたりでは、使ひ古るした家具等の睡り。
垢じみた襤褸ぼろの中にて、穢けがらはし壁の前にて、
腰掛や奇妙な寝椅子等、暗い四隅よすみに
蹲(うづく)まる。食器戸棚はあくどい慾に
満ちた睡気をのぞかせる歌手うたひて達の口を有(も)つ

いやな熱気は手狭てぜまな部屋を立ち罩こめる。
お人好し氏の頭の中は、襤褸布ぼろきれで一杯で、
硬毛こはげは湿つた皮膚の中にて、突つ張るやうで、
時あつて、猛烈可笑(をか)しい嚏(くさめ)も出れば、
がたがたの彼氏の寝椅子はゆれまする……

     ★

その宵、彼氏のお臀しりのまはりに、月光が
光で出来た鋳物の接合線つぎめを作る時、よく見れば
入り組んだ影こそ蹲しやがんだ彼氏にて、薔薇色の
雪の配景のその前に、たち葵(あふひ)かと……
面白や、空の奥まで、面つらはヴィーナス追つかける。

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特集「射手座の花 鈴蘭水仙(スノーフレーク)」12月19日誕生花 再掲載再編集

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12月19日誕生花です。こんな可憐な花ですが、スズランと同じで毒があります。家庭栽培でニラと間違えて食べてしまって食中毒を起こした事例もありますから注意して下さい。

スノーフレーク(鈴蘭水仙) Summer snowflake
学名「Leucojum(レウコユム)」は、ギリシア語で「白いスミレ」を意味し、スミレのような芳香を放つことにちなむ。和名の鈴蘭水仙(スズランスイセン)は、花がスズランに、葉がスイセンに似ていることに由来する。なお、スノーフレークは「雪片」という意味だが、スノーフレークの花期は雪の降らない春で英語では「サマー・スノーフレーク(Summer snowflake)」と呼ばれている。

春の花(最盛期は5月)。花色は白。

スノーフレークの花言葉
花言葉の「純粋」「純潔」「汚れなき心」は、花びらの先端に入る緑の斑点が、純白で清楚な花をいっそう際立たせていることに由来するといわれている。

「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆をひきつける魅力」
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スノーフレーク誕生花
1月23日、1月28日、2月17日、4月16日、12月19日
 
スノーフレークとスノードロップ
同じヒガンバナ科のスノーフレーク(Snowflake)とスノードロップ(Snowdrop)。名前が似ていて混同しやすいが、それぞれ違う属の植物。スノードロップは、2月~3月ごろに釣鐘形の白い花をうつむくように下向きに咲かせる。スノーフレークは、4月~5月ごろに白いスズランのような花を咲かせる。花びらの先端にある緑の斑点がスノーフレークの特徴。
 
旬の季節: 春
開花時期: 4月~5月
出回り時期: 4月~5月(最盛期は5月)
花持ち期間: 5日程度
 
科・属名: ヒガンバナ科スノーフレーク属
学名: Leucojum aestivum
和名: 鈴蘭水仙(スズランスイセン)
別名: スノーフレーク
英名: Summer snowflake
原産地: ヨーロッバ中南部

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鈴蘭水仙は好きな花だがもっと好きな花は同じ名の鈴蘭。思い起こせば鈴蘭を観に山の奥までひとりツーリングしたっけ。その当時まだあの人は生きていたがどうしてもバイクの二人乗り(ニケツ)は危険だから怪我をさせたくなかったし第一雨が降れば濡れさせてしまう思いが強かったので行きたがってたのを断ってひとりバイクで出掛けた。今思えばそれはあの人に心ならずも「生死を共に出来ない」と告げてしまったのかもしれない。「俺は何故一緒に連れて行かなかったのか」悔やんでも悔やみきれない。


ゼウスよなぜなのだ なぜおまえをたたえよというのだ
お前は一度でも重荷を背負う者の痛みをやわらげてくれたことがあったか
お前は一度でも悲しみに沈む者の涙をぬぐってやったことがあるのか
私は作るだろう おまえなどをあがめない私に似た人間を。
「プロメテウス」 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

特集「射手座の花 シンビジウム」12月18日誕生花

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12月18日誕生花シンビジウムです。この花もラン科の人気が高い美しさが際立つ自分の大好きな花です。

シンビジウム Cymbidium
属名の学名「Cymbidium(シンビジウム)」は、ギリシア語の「cymbe(舟)」と「eidos(形)」を語源とし、その唇弁(ラン科植物にみられるくちびる状の花びら)の形に由来するといわれている。

周年出回る花(最盛期は12~5月)。花色は黄、ピンク、赤、オレンジ、白、茶など。

シンビジウムの花言葉
花言葉の「飾らない心」「素朴」は、同じラン科のカトレアやデンドロビウムなどに比べて花色に原色が少なく、落ち着いた淡い色合いの花が多いことに由来する。

「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」「華やかな恋」
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シンビジウム誕生花
1月14日、1月17日、11月7日、12月18日
 
四大洋ラン
洋ラン(鑑賞目的で栽培される、熱帯・亜熱帯起源のランの総称)のなかで特に有名なカトレア、パフィオペディルム、デンドロビウム、シンビジウムの四属を一般に四大洋ランといいます。シンビジウムは日本での人気が高く、洋ランの出荷量ではコチョウランに次ぐ多さです。
 
西洋の花言葉(英語)
Cymbidium(シンビジウム全般)
「magnificence(壮麗)」「gorgeous love(華やかな恋)」
 
シンビジウムの季節・開花時期
旬の季節: 冬
開花時期: 12月~5月
出回り時期: 周年(最盛期は12~5月)
花持ち期間: 14~30日程度
 
名称・原産地
科・属名: ラン科シュンラン属
学名: Cymbidium spp.
和名: シンビジウム
別名: シンビジューム、シンビデューム、シンビディウム
英名: Cymbidium
原産地: 東南アジア
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この花も観てると言葉を失う。その美しいと素直に思える心を自分はまだ失ってはいないが本当は意識しているのではなく「美しい花を想っていないと寂しくて生きていられない」のだ。現実の世という厳しい世界は個人の大切な思い出や生き甲斐までをもしまっておかないと生きては行けない。また好きなことだけをしてれば生きて行ける程甘くもない。だから自分は家を出れば仮面を被っている。「人に親切で余り喋らない大人しい普通の社会人」という仮面をね。
花は美しい ただ美しい それだけで良い 花が何故美しく咲く本来の意味は考えなくて良い

あなたの愛を口に出そうとしてはならぬ
愛は 口では言い表し得ないもの
優しい風は 目には見えず
こっそりと静かに吹くもの
ウィリアム・ブレイク

English Bible "Leviticus 7"

Leviticus
7
1 “ ‘This is the law of the trespass offering: It is most holy. 2 In the place where they kill the burnt offering, he shall kill the trespass offering; and its blood he shall sprinkle around on the altar. 3 He shall offer all of its fat: the fat tail, and the fat that covers the innards, 4 and he shall take away the two kidneys, and the fat that is on them, which is by the loins, and the cover on the liver, with the kidneys; 5 and the priest shall burn them on the altar for an offering made by fire to Yahweh: it is a trespass offering. 6 Every male among the priests may eat of it. It shall be eaten in a holy place. It is most holy.
7 “ ‘As is the sin offering, so is the trespass offering; there is one law for them. The priest who makes atonement with them shall have it. 8 The priest who offers any man’s burnt offering shall have for himself the skin of the burnt offering which he has offered. 9 Every meal offering that is baked in the oven, and all that is prepared in the pan and on the griddle, shall be the priest’s who offers it. 10 Every meal offering, mixed with oil or dry, belongs to all the sons of Aaron, one as well as another.
11 “ ‘This is the law of the sacrifice of peace offerings, which one shall offer to Yahweh: 12 If he offers it for a thanksgiving, then he shall offer with the sacrifice of thanksgiving unleavened cakes mixed with oil, and unleavened wafers anointed with oil, and cakes mixed with oil. 13 He shall offer his offering with the sacrifice of his peace offerings for thanksgiving with cakes of leavened bread. 14 Of it he shall offer one out of each offering for a heave offering to Yahweh. It shall be the priest’s who sprinkles the blood of the peace offerings. 15 The flesh of the sacrifice of his peace offerings for thanksgiving shall be eaten on the day of his offering. He shall not leave any of it until the morning.
16 “ ‘But if the sacrifice of his offering is a vow, or a free will offering, it shall be eaten on the day that he offers his sacrifice. On the next day what remains of it shall be eaten, 17 but what remains of the meat of the sacrifice on the third day shall be burned with fire. 18 If any of the meat of the sacrifice of his peace offerings is eaten on the third day, it will not be accepted, and it shall not be credited to him who offers it. It will be an abomination, and the soul who eats any of it will bear his iniquity.
19 “ ‘The meat that touches any unclean thing shall not be eaten. It shall be burned with fire. As for the meat, everyone who is clean may eat it; 20 but the soul who eats of the meat of the sacrifice of peace offerings that belongs to Yahweh, having his uncleanness on him, that soul shall be cut off from his people. 21 When anyone touches any unclean thing, the uncleanness of man, or an unclean animal, or any unclean abomination, and eats some of the meat of the sacrifice of peace offerings which belong to Yahweh, that soul shall be cut off from his people.’ ”
22 Yahweh spoke to Moses, saying, 23 “Speak to the children of Israel, saying, ‘You shall eat no fat, of bull, or sheep, or goat. 24 The fat of that which dies of itself, and the fat of that which is torn of animals, may be used for any other service, but you shall in no way eat of it. 25 For whoever eats the fat of the animal which men offer as an offering made by fire to Yahweh, even the soul who eats it shall be cut off from his people. 26 You shall not eat any blood, whether it is of bird or of animal, in any of your dwellings. 27 Whoever it is who eats any blood, that soul shall be cut off from his people.’ ”
28 Yahweh spoke to Moses, saying, 29 “Speak to the children of Israel, saying, ‘He who offers the sacrifice of his peace offerings to Yahweh shall bring his offering to Yahweh out of the sacrifice of his peace offerings. 30 With his own hands he shall bring the offerings of Yahweh made by fire. He shall bring the fat with the breast, that the breast may be waved for a wave offering before Yahweh. 31 The priest shall burn the fat on the altar, but the breast shall be Aaron’s and his sons’. 32 The right thigh you shall give to the priest for a heave offering out of the sacrifices of your peace offerings. 33 He among the sons of Aaron who offers the blood of the peace offerings, and the fat, shall have the right thigh for a portion. 34 For the waved breast and the heaved thigh I have taken from the children of Israel out of the sacrifices of their peace offerings, and have given them to Aaron the priest and to his sons as their portion forever from the children of Israel.’ ”
35 This is the consecrated portion of Aaron, and the consecrated portion of his sons, out of the offerings of Yahweh made by fire, in the day when he presented them to minister to Yahweh in the priest’s office; 36 which Yahweh commanded to be given them of the children of Israel, in the day that he anointed them. It is their portion forever throughout their generations. 37 This is the law of the burnt offering, the meal offering, the sin offering, the trespass offering, the consecration, and the sacrifice of peace offerings 38 which Yahweh commanded Moses in Mount Sinai in the day that he commanded the children of Israel to offer their offerings to Yahweh, in the wilderness of Sinai.

レビ記
7章
1 罪過のためのいけにえのおしえは次のとおりである。これは、最も聖なるものである。
2 罪過のためのいけにえは、全焼のいけにえをほふる場所で、ほふらなければならない。そして、その血を祭壇の回りに注ぎかけなければならない。
3 それから取った脂肪を全部、すなわち、あぶら尾と内臓をおおう脂肪、
4 二つの腎臓と、それについていて腰のあたりにある脂肪、さらに腎臓といっしょに取り除いた肝臓の上の小葉とをささげなければならない。
5 祭司は、それらを祭壇の上で主への火によるささげ物として、焼いて煙にしなさい。これは罪過のためのいけにえである。
6 祭司たちのうち、男子はみな、それを食べることができる。それを聖なる所で食べなければならない。これは最も聖なるものである。
7 罪のためのいけにえと罪過のためのいけにえについてのおしえは一つである。そのいけにえはそれをもって贖いをする祭司のものとなる。
8 祭司が、ある人の全焼のいけにえをささげるとき、そのささげた全焼のいけにえの皮はその祭司のものとなる。
9 さらに、かまどで焼いた穀物のささげ物全部、およびなべや平なべで作られたものはみな、それをささげる祭司のものとなる。
10 また、穀物のささげ物で油を混ぜたものも、かわいたものもみな、ひとしくアロンの子ら全員のものとなる。
11 主にささげる和解のいけにえのおしえは次のとおりである。
12 もし、それを感謝のためにささげるのなら、感謝のいけにえに添えて、油を混ぜた種を入れない輪型のパンと、油を塗った種を入れないせんべい、さらに油を混ぜてよくこねた小麦粉の輪型のパンをささげなければならない。
13 なお和解のための感謝のいけにえに添えて、種を入れた輪型のパンをささげなさい。
14 そのうちから、おのおののささげ物の一つを取って、主への奉納物として、ささげなければならない。これは、和解のいけにえの血を注ぎかける祭司のものとなる。
15 和解のための感謝のいけにえの肉は、それがささげられるその日に食べ、そのうちの少しでも朝まで残しておいてはならない。
16 もしそのささげ物のいけにえが、誓願あるいは進んでささげるささげ物であるなら、彼がそのいけにえをささげる日に食べなければならない。残った余りを、翌日食べてもさしつかえない。
17 いけにえの肉の残った余りは三日目に火で焼かなければならない。
18 もし三日目にその和解のいけにえの肉を食べるようなことがあれば、それは受け入れられず、またそれをささげる人のものとは認められない。これは、汚れたものであり、そのいくらかでも食べる者はその咎を負わなければならない。
19 また、何であろうと汚れた物に触れたなら、その肉は、食べてはならない。それは火で焼かなければならない。その他の肉ならば、きよい者はだれでもその肉を食べることができる。
20 人がその身の汚れがあるのに、主への和解のいけにえの肉を食べるなら、その者はその民から断ち切られる。
21 また、人が、何であろうと汚れた物に、すなわち人の汚れ、あるいは汚れた動物、あるいはすべて汚れた忌むべき物に触れていながら、主への和解のいけにえの肉を食べるなら、その者はその民から断ち切られる。」
22 ついで主はモーセに告げて仰せられた。
23 「イスラエル人に告げて言え。
あなたがたは、牛や、羊、あるいはやぎの脂肪をいっさい食べてはならない。
24 死んだ動物の脂肪や野獣に引き裂かれた動物の脂肪は、何に使ってもさしつかえない。しかし、決してそれを食べてはならない。
25 すべて、火によるささげ物として主にささげる動物の脂肪を食べる者、これを食べる者は、その民から断ち切られるからである。
26 また、あなたがたのどこの居住地においても、鳥でも動物でも、その血をいっさい食べてはならない。
27 どんな血でもこれを食べる者はだれでも、その者はその民から断ち切られる。」
28 ついで主はモーセに告げて仰せられた。
29 「イスラエル人に告げて言え。
和解のいけにえを主にささげる者は、その和解のいけにえのうちから、そのささげ物を主のところに持って来なければならない。
30 その者は、主への火によるささげ物を、自分で持って来なければならない。すなわち彼は、その脂肪を胸に添えて持って来なければならない。そしてその胸を奉献物として主に向かって揺り動かしなさい。
31 祭司はその脂肪を祭壇の上で焼いて煙にしなさい。その胸はアロンとその子らのものとなる。
32 あなたがたは、あなたがたの和解のいけにえのうちから右のももを、奉納物として祭司に与えなければならない。
33 その右のももは、アロンの子らのうち、和解のいけにえの血と脂肪をささげる者の受ける分として、その人のものとなる。
34 それは、わたしが、奉献物の胸と奉納物のももをイスラエル人から、その和解のいけにえのうちから取って、それを祭司アロンとその子らに、イスラエル人から受け取る永遠の分け前として与えたからである。」
35 これは、モーセが彼らを近づけて、祭司として主に仕えさせた日から、アロンとその子らが、主への火によるささげ物のうちから、受ける分であって、
36 それは、彼らが油そそがれた日から永遠のおきてとして、代々イスラエルの人から取って彼らに与えるよう、主が命じられたものである。
37 これは、全焼のいけにえ、穀物のささげ物、罪のためのいけにえ、罪過のためのいけにえ、任職と和解のいけにえについてのおしえである。
38 これは、モーセがシナイの荒野でイスラエル人に、そのささげ物を主にささげるよう命じた日に、主がシナイ山でモーセに命じられたものである。


ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー詩集 中原中也訳 わが放浪


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わが放浪


私は出掛けた、手をポケットに突つ込んで。
半外套は申し分なし。
私は歩いた、夜天の下を、ミューズよ、私は忠僕でした。
さても私の夢みた愛の、なんと壮観だつたこと!

独特の、わがズボンには穴が開あいてた。
小さな夢想家・わたくしは、道中韻をば捻つてた。
わが宿は、大熊星座。大熊星座の星々は、
やさしくささやきささめいてゐた。

そのささやきを路傍みちばたに、腰を下ろして聴いてゐた
あゝかの九月の宵々よ、酒かとばかり
額ひたひには、露の滴しづくを感じてた。

幻想的な物影の、中で韻をば踏んでゐた、
擦り剥けた、私の靴のゴム紐を、足を胸まで突き上げて、
竪琴(たてごと)みたいに弾きながら。

特集「射手座の花 フリージア」12月17日誕生花

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12月17日の誕生花香雪蘭です。この花を観る度に沖永良部に行きたくなります。

フリージア Freesia
属名の学名「Freesia(フリージア)」は、原産地の南アフリカでこの植物を発見したデンマークの植物学者エクロン(1795~1868)が、親友のドイツ人医師フレーゼ(Freese)に献名したといわれている。和名の「浅黄水仙(アサギスイセン)」は、日本に最初に渡来したものが淡黄色の品種だったために名づけられたが、現在は使われていない。

春の花(最盛期は3月)。花色は白、黄、オレンジ、赤、ピンク、青、紫など。

フリージアの花言葉
花言葉の「あどけなさ」「純潔」「無邪気」は、フリージアの明るくほのぼのとする花姿やさわやかさ・甘酸っぱさのある香りといった純真無垢なイメージに由来するといわれている。
 
「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」

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色別の花言葉
黄色いフリージア
「無邪気」
白いフリージア
「あどけなさ」
赤いフリージア
「純潔」
紫のフリージア
「憧れ」
 
フリージア誕生花
1月10日、1月24日、2月2日(白)、2月11日、2月13日(紫)、2月14日(黄)、2月22日(赤)、3月13日(白)、8月20日、12月17日
 
フリージアの香り
アフリカ原種である白や黄色の花はキンモクセイのような甘く強い香りを放つ。また、赤・紫系の花は白や黄色ほど強くないが甘酸っぱいフルーティな香りがある。好きな香りの花についてのある調査結果によると、キンモクセイ、ジンチョウゲ、バラ、フリージアの順で人気があったそうな。
 
西洋の花言葉(英語)
Freesia(フリージア全般)
「innocence(純潔)」「friendship(友情)」「trust(信頼)」
 
フリージアの季節・開花時期
旬の季節: 春
開花時期: 3月~4月
出回り時期: 12月~6月(最盛期は3月)
花持ち期間: 7日程度
 
名称・原産地
科・属名: アヤメ科フリージア属
学名: Freesia refracta
和名: 浅黄水仙(アサギスイセン)
別名: フリージア、香雪蘭(コウセツラン)
英名: Freesia
原産地: 南アフリカ
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フリージアを観ると滅茶苦茶沖永良部に行きくなる(画像が沖永良部フリージア)んさ。そう、フリージアを観る為にだけ。花屋に売ってるフリージアも良いけどひとり飛行機と船を乗り継いで観る花の旅、またやりたいね。俺は花屋で観られる花でも大地でしっかり咲く花の力強い生命力の波動をこの身いっぱいに貰いに行きたいのさ。

人は悲しみのひとつやふたつ位誰だって背負って生きてる
しかし背負える背中はそれほど広くない
だから身に余るほど背負った荷物は降ろさないと
そんな心のオアシスが人には必要なのさ

Jacques Prévert–Le jardin ジャック・プレヴェール 庭

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限りなく年を重ねても
言いつくせないだろう
あの永遠のわずかな一瞬
きみが私に口づけし
私がきみに口づけをした時のことを

冬の光をあびた朝
パリのモンスリ公園で
パリで
星の地球の上で

特集「射手座の花 沈丁花」12月15日誕生花 再掲載再編集

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いよいよこの特集も佳境に入りました。この花も再掲載ですが花の便りを始めた頃の紹介なので「あっさりし過ぎ」ですから再編集してみました!

沈丁花 Daphne odora
属名の学名「Daphne(ダフネ)」は、ギリシア神話の太陽神アポロンの求愛から逃れるために、自らの身を月桂樹に変えたダフネにちなむ。沈丁花(ジンチョウゲ)の花名は、香木の沈香(ジンコウ)やスパイスにも用いられる丁子(チョウジ/クローブ)のように、花の香りがたかいことに由来する。

ジンチョウゲの花言葉、
花言葉の「不死」「不滅」「永遠」は、ジンチョウゲが一年を通じて緑の葉をつける常緑植物であることにちなむ。

「栄光」 「不死」 「不滅」 「永遠」
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ジンチョウゲ誕生花
2月10日、2月23日、12月15日
 
オスばかりのジンチョウゲ
ジンチョウゲは、雌雄異株(しゆういしゅ)の植物。雌雄異株では雌花を咲かすメスの植物と雄花を咲かすオスの植物に分かれている(他にキンモクセイ、イチョウ、ソテツなど)。なお、一般的な被子植物の花はメシベとオシベの両方をもつ(両性花)。
雌雄異株のジンチョウゲも昆虫などに花粉を運んでもらい受粉すれば実がなりますが、日本にあるジンチョウゲの大半は雄株で、ほとんど結実しない。
 
花びらのない花
ジンチョウゲの花びらのように見えるのは、肉厚の萼(がく)になる。ジンチョウゲの花持ちがよいのはこのため。
 
西洋の花言葉(英語)
Daphne odora(ジンチョウゲ全般)
「glory(栄光)」「immortality(不死、不滅)」
 
ジンチョウゲの季節・開花時期
旬の季節: 春
開花時期: 2月~4月
出回り時期: 3月~4月(最盛期は4月)
花持ち期間: 10~20日程度
 
名称・原産地
科・属名: ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
学名: Daphne odora
和名: 沈丁花(ジンチョウゲ)
別名: 瑞香(ズイコウ)、輪丁(リンチョウ)
英名: Daphne odora, Winter daphne
原産地: 中国

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公園でも良く栽培されていて馴染み深い花。馴染み深いと言えば夫婦の営み!俺の言ってる夫婦とは最近の結婚や人生を舐めたような「ままごと夫婦」ではなく、例えば他界した両親のような言葉で助け合うだけでなく行動でも助け合う本当の意味での神の前で永遠の愛を誓った常に心身共に支え合う夫婦の事だ。自分が良く買い物に行くスーパーでたまに出会う老夫婦のようにいつまでも手を繋いで買い物する姿を観て本当の夫婦とはこういう事なんだと思った。しかもその美しい愛溢れる姿は自分のような他人が見ても輝いていて、なんて美しい夫婦だと感動させられる。と思えば何処ぞの中年夫婦。旦那はつまらなさそうな顔を全面に出して後から無言で付いてくだけ、奥さんの方も旦那は運転手扱いのように何を買おうか?これ美味しそうとかの会話もなく買い物を楽しむ様子もなく単に食い物を安く買いに来ただけの「まるで壁越しに会話をしてるような夫婦」に見える。

俺でも分かるよ。労り合い、助け合い、支え合うことの難しさは大変なこと。だけどその大変なことを生涯行いを以ってやり遂げると神の前で誓ったのではないのか?

特集「射手座の花 ポインセチア」12月9日誕生花

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12月9日の誕生花でとても印象的な赤ですが苞です。しかし専門家ではないので全体を花として捉えても問題はないですよ。

ポインセチア Poinsettia
英名の「Poinsettia(ポインセチア)」は、この花を初めてアメリカに紹介した米国初代メキシコ公使のジョエル・ロバーツ・ポインセット(Joel Roberts Poinsett / 1779~1851)の名前にちなむ。日本には明治時代に持ち込まれ、「猩々木(ショウジョウボク)」と名づけられた。大酒飲みで赤い顔が特徴である伝説上の動物、猩々(しょうじょう)に似ていることに由来する。原産国のメキシコでは「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれるそうな。

冬の花(最盛期は12月)。花色は赤、ピンク、白、黄。

ポインセチアの花言葉
花言葉の「私の心は燃えている」は、ポインセチアの燃える火のような朱紅色の鮮やかさに由来するといわれている。また、「清純」の花言葉は、メキシコの先住民族がポインセチアの輝くような色を清純のシンボルとしていたことに由来するともいわれている。
 
「祝福」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」「清純」

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ポインセチア誕生花
12月9日、12月25日(赤)
 
クリスマスとポインセチア
クリスマスを飾る花の代表格のポインセチア。クリスマスとの関係は、17世紀にメキシコのタスコ付近に住み着いたフランシスコ修道会の僧たちが、ポインセチアの色と開花時期から「赤は清純なキリストの血」「緑は農作物の生長」を表わしているとして、誕生祭の行列に使うようになったのが始まりといわれている。
 追記
ポインセチアがクリスマスの花とされるようになった主な由来の1つが、色。クリスマスによく使用される赤・緑・白の3色はクリスマスカラーと呼ばれ、赤は「キリストの流した血の色」、緑は「永遠の命や愛」、白は「純潔」を表す。葉が赤と緑、樹液が白のポインセチアは、まさにクリスマスにぴったりの植物。また、花や苞(ほう)の形がベツレヘムの星を連想させることや、「聖夜」という花言葉を持つことも、ポインセチアがクリスマスに使用される理由であるとされている。

ポインセチアの小さな花
ポインセチアの赤く大きな花びら(花弁)のように見えるのは、花を守る苞(ほう)(つぼみを包んでいた葉)。本当の花は苞の中心にある黄色い粒状のもので、花びらは持たない。
 
西洋の花言葉(英語)
≪Language of flowers≫ 西洋の花言葉一覧
Poinsettia(ポインセチア全般)
「purity(清純)」「be of good cheer(元気を出しなさい)」
 
ポインセチアの季節・開花時期
旬の季節: 冬
開花時期: 11月~3月
出回り時期: 11月~3月(最盛期は12月)
花持ち期間: 5~7日程度
 
名称・原産地
科・属名: トウダイグサ科トウダイグサ属
学名: Euphorbia pulcherrima
和名: 猩々木(ショウジョウボク)
別名: ポインセチア
英名: Poinsettia, Christmas flower
原産地: メキシコ
 
ポインセチアを国花とする国
マダガスカル
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クリスマスと言えば昨年はひとりじゃなかったんだ。一時でも付き合ってくれた彼女には感謝の気持ちを込めて幸せになれることを祈るのカードを添えて彼女が好きな花を散りばめた花束を花キューピットに依頼した。新しい恋を見つけた人に手渡しでは贈れないし形が残る贈り物では新しい恋人に余計な心配をさせるし何もしないでは今まで夢を見させてくれて感謝してるから俺の気が済まない。そこで花ならすぐに枯れて跡形もなく消えるから・・・・・

また夏が過ぎて秋が訪れて冬が来てクリスマス
今年はまたひとりだろう。

ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー詩集 中原中也訳 食器戸棚


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 食器戸棚


これは彫物ほりもののある大きい食器戸棚
古き代の佳い趣味あぢあつめてほのかな材(かし)。
食器戸棚は開かれてけはひの中に浸つてゐる、
古酒の波、心惹くかをりのやうに。

満ちてゐるのは、ぼろぼろの古物こぶつ、
黄ばんでプンとする下着類だの小切布こぎれだの、
女物あり子供物、さては萎んだレースだの、
禿鷹の模様の描かかれた祖母ばあさんの肩掛もある。

探せば出ても来るだらう恋の形見や、白いのや
金褐色の髪の束たば、肖顔にがほや枯れた花々や
それのかをりは果物くだもののかをりによくは混じります。

おゝいと古い食器戸棚よ、おまへは知つてる沢山の話!
おまへはそれを話したい、おまへはそれをささやくか
徐(しづ)かにも、その黒い大きい扉が開く時。
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