Of the memory it snow (愛情物語)


「まえおき」この時期からは辛くなることばかりだから思い切って連載しちゃったほうが楽になるかな?、楽にはなりたいけど私は逃げない、逃げたら私の生き方まで否定して愛する父や母の教えにまで泥を塗る。

「Don’t cry my love」
私はテーブルの前に立っているくまさんヘアーをした確かにあの可憐な彼女の横にいる、すでに私は彼女に心を奪われてただ成すがまま彼女を見つめている、夢のような数秒だった、離れ間際に無意識に彼女に手を振っている自分の「完全に舞い上がってもはや冷静さは微塵もない」行動に甚だ苦笑していた、何故なら初めて会った人に親し気に手を振るなど常軌を逸した行動だからだ、これでは2回目の対面ではどうなることか心配でもあった。後悔はしているがやはり次に会うのをすでに私は心待ちにしている。2回目の握手の時間がやってきた、今度は一度目では目を背けていた順番待ちの間もずっと彼女を見つめている、そんな時ふと彼女と目が合った、そのつぶらな瞳の美しさに出会えた喜びを私は隠すことも出来ず、「また会いたい」と順番が来て彼女の横に居るほんの数秒の間も別れ際におじぎをする時も帰り道の長い時間の間もその言葉だけが走馬灯のように心を駆け巡っていた。

母が亡くなった、すでに父を亡くし母ひとり子ひとり、母が病気で倒れてからは私は実家に戻っていたがこんなに早く別れが来てしまった事に私は身も心も付いて行けず幾月もただ悲しみに弄ばれていた、何も手に付かず悲しみを酒で紛らわす毎日にどうすることも出来ず真剣に私は「もう駄目だ」と思ったが皮肉なことに私を癒してくれたのは母が飼っていた猫だった、その猫はすでにあの世に旅立っているが悲しみに心を奪われている私の傍にいつも寄り添ってくれていた、私はこのやさしい猫の為にも亡くなった両親に代わってこの家を守らなければいけない、私はそのことに気づいたのだ。

そんな時ふと書店で見た某雑誌、彼女の母が警察沙汰になっている事を知った。無論彼女には全く関係ないのにPCで調べてみると、あちこちのサイトにまるで彼女が悪いみたいな風潮で「辞めろ」と書き叩かれている、だから芸能界が嫌いなのだ。私は彼女のことが心配だった、さぞ辛い思いをしてるだろうと思うと20秒弱の関係の私でも微力ながら力にならせて貰いたかった、私の全国握手会通いの始まりである。私はなりふり構わず握手券を入手すると彼女がイベントに参加するのを確認して2月某日、親戚の娘を同伴して会場である大阪ドームに向かった、朝8時に到着し並ぶこと2時間、スタンドに座って2時間、ミニライブが始まる、私はすぐに彼女を確認するがやはり悲しげで元気がない。今思えば他のメンバーには失礼ながらその時は彼女以外どうでも良かったのだ。無論AKBの歌もその時はほとんど知らなかったし彼女に再会するのだけが目的だったから何も関心が無かった。勿論今は違うが私は現在でもその時の態度を悔いている、彼女だけが女性ではないのだ。
その当時同伴している子は小学生であった為子供枠で握手の順番は早い、ミニライブが終わって30分ほどしたら整理券の順番がやってきた、私は彼女のブースに並ぶ、握手の順番は驚くほど直ぐ回って来た。テントの中に彼女はいた、私はその時激励の言葉を伝えるつもりだった、しかし彼女の顔を見るなり全てが頭から飛んで舞い上がってしまっている、彼女は握手する前から私を見ていた、そして握手している時に何かをつぶやいていた、でも私は言葉を失いただ頷くのみであった。これが全国握手会というもの、話などする暇はない、だが私には何ものにも代えがたい思い出の再会であった。
六か月も前の20秒弱の関係なのに私を覚えてくれていたことに感激して10枚用意した残りの握手券全てを同伴の子に渡してスタンドでひとりその時の彼女の顔を何度も何度も思いだして「生きていて良かった」と束の間の幸せを噛みしめていた。
しかし私はこの先一度も幸せな思い出を作れずにいる、むしろ悲しい事ばかりだ。私は間違っていたのだろうか、それとも私の愚かな思い込みだったのだろうか、それとも愛してはいけない人を愛したのか。
                続く

追加「ちょっとだけよ」
生写真というものが劇場盤に付いている、私はこんなもの収集する奴の気が知れないと親戚の娘に全部渡していた、だが某盤時に「高橋みなみ」の生写真が付いてきた、速攻で今まで親戚の子に渡した生写真全部取り返してきた
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