デルフィニウム

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神戸のネスタフローラで初めて見た花!ちなみにここら辺では園芸屋でも見かけないね。

デルフィニウム Delphinium
学名「Delphinium(デルフィニウム)」は、ギリシア語でイルカを意味する「delphis」を語源とし、この植物のつぼみの形がイルカに似ていることにちなむ。和名の大飛燕草(オオヒエンソウ)は、花の形がツバメが飛ぶ姿に似ていることに由来する。

春の花。花色は青、紫、ピンク、白など。

デルフィニウムの花言葉
花言葉の「清明」は、やわらかく重なりあった花びらの質感やさわやかな花色といったデルフィニウムの花姿に由来するといわれまている。
 
「清明」

デルフィニウム誕生花
3月23日、4月19日
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日本では一年草
デルフィニウムはもともと寒冷地に咲く多年草の植物だが、日本の夏の暑さに耐えられないため、園芸店などでは一年草として扱われている。
 
西洋の花言葉(英語)
Delphinium(デルフィニウム全般)
「big-hearted(寛大)」「fun(楽しみ)」「ardent attachment(激しい愛着)」
 
デルフィニウムの季節・開花時期
旬の季節: 春
開花時期: 5月~6月
出回り時期: 周年
花持ち期間: 3~7日程度
 
名称・原産地
科・属名: キンポウゲ科デルフィニウム属
学名: Delphinium spp.
和名: 大飛燕草(オオヒエンソウ)
別名: デルフィニウム
英名: Larkspur, Delphinium
原産地: ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、熱帯アフリカの山地


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国営明石海峡公園花の丘道のデルフィニウム!

竹久夢二 随筆集「砂がき」より 白晝夢

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白晝夢

 夢を見てゐるのかも知れないが、近頃、夢を覺えてゐない。前の頃は寢牀ねどこへ入つて眠りつく前に、今夜もあすこへ行けるんだなと、ぼんやり怡たのしいあすこを考へながら、枕にしつかり頭を埋めたものだつた。あすこといふのがどこだか、いま覺めて思ひ出しても浮んで來ないが、なんでも恰しい場所で、うとうと眠りに落ちてゆく、あの羽化登仙の瞬間には、そのあすこが、昨夜のあすこだと、おぼろげに形をなしてゐるのだ、かういふ瞬間は、もう夢の入口らしいがこの頃はあの恰しい所へも遠くなつてしまつた。
 世俗に色彩の夢を見ないといふが、ゴツホなどは夢と現うつゝをごつちやにして、晩年あの黄色な繪具でカンバスを塗りこくつたのらしい。
 氣が狂つてくると黄色い繪具を盛んに使ふといふが、去年死んだ友人のDも、カンバスのまん中にぐいとカドミユームの道を一本描いたのを絶筆にした。私の色彩の夢は緑色だ。美濃版の浮世繪で、一人の女性が横に長く寢てゐる構圖だ。地は淡墨で髮の毛と齒とが黒い、キモノは下着から、膝にこぼれた襦袢から袖も襟も全部緑色だ。それがそれぞれの調子と濃淡とで統一されて落付いて、繪具は草汁らしいが黄色の交らないコバルト系の色彩で、淡墨と墨とに實に、無類の調和をもつた繪だつた。その女性がまた近代の女のやうに汗ばんでゐないで、手の甲は粉つぽくない白さで指の股から手の裏へかけてほんのり紅味をもつてゐた。磨きあげた足の踵は、鶯張りの縁側を歩いても音はたてまいと思はれるやうなたをやめで……。まあそんな風に美しい夢で、誰が畫いた版畫とも、また生きた女性だつたか、わからなくなつた。これはある年、京都にゐたころ祇園から若王子へぬける道の道具屋にあつた、歌麿筆鐵※おはぐろ[#「漿」の「將」に代えて「将」、173-2]をつける女の圖がやはり墨と淡墨と緑の色調で、その繪を欲しいと思つてとうとう手に入れそこなつたので、その繪から受けた暗示が創作的な版畫の夢になつたらしくも思はれる。
 タルチニイは夢で惡魔の曲を作つたといふが、私の版畫は未完成だ。
 南人不夢駝、北人不夢象。といふが必ずしもさうとは言へない。私は曾て、朝鮮を見ない前に京城の夢を見た。後にいつて見ると、その夢の通りであつた。伊太利羅馬の近郊の廢園を夢に見て、スケツチに描いておいたが、いつかそこへいつて、夢に見た風景とおんなしなのに驚くかも知れない。ある事件や、ある風景を見て、おやおやこれはいつか見たぞ、と思ふことによく出會でくわす。あの時もこれとおんなしやうな情態でこんな風なことを爲たり言つたりした、と思ふのだ。夢が現實になつたのか、夢と現實の錯覺なのか。霞ケ浦の牛堀といふ船着場がある。いつかの夏、船の都合でここへ上げられて泊つたことがあつた。夕方、街裏を散歩すると、畑をぬけて丘へ上つてゆく白い道が、どうも、いつか歩いたことがある氣がするのだ。そんな筈はない、はじめての土地だ。しかしこの氣がするといふ實感を飜すどんな理由もない。祖先の經驗したことが潜在意識になつて子孫に傳はるというやうなことや、肉體から遊離した靈がふらふらとこの邊を散歩したなどといふことがあるものだらうか。まあ、さうとでもしなければ、説明がつきにくい。
 ひと頃よく見た夢でよく記憶してゐる夢が一つある。私は、その頃洋館の一般の樣式であつた青いペンキ塗りのずぼつとした西洋館に住んでゐるのだつた。それはかなり大きな川に添うた郊外の丘の上にある、「青い家」と呼んだかも知れない不思議な家であつた。入口が一つで、下に應接間と食堂その他があり、階上に畫室と寢室とがある。大きな露臺が畫室に添うてあり、そこで友人と茶を呑んだり仕事をしたりしたものだ。大きな卓子のまはりにはいつも四五人の青年が集まつて、氣持の好い世の中を空想したり議論してゐたものだ。吾々は所詮、モリス程度の社會改造論者であり、社會組織の反逆者であつたのだが、時の官憲から睥まれてゐた。髮の毛を伸放題にしたり、帽子がなかつたと、半襟のお古をボヘミアン・ネキタイにしたり、左右均等でない靴をはいたりしたむさくるしい不思議な一團が、青い家を出て寫生に出かけると電信柱の陰で見張りをしてゐたスパイが、ぎろつと出てきて、四五間あとからついて來るのだ。その頃の世間だから、私達は世間の人達と官憲と四方八方から睥まれて非國民扱ひをされてゐたものだつた。青い家の戸口には一本の祕密の紐が下つてゐて、それを引けば畫室の鈴が鳴る仕掛になつてゐた。その鈴を引く數が同志の間だけに暗號を持つてゐた。
 ある夜、私は一人の若い娘と二人きりでその青い家に住んでゐたのだが、鈴がけたたましく鳴つて「青い家が襲はれてゐるから、すぐ遁げよ」といふ信號であつた。
「お前はお家へお歸り、二人一所に遁げることは出來ないから」私は娘にさう言ふ。
「いゝえ、あたしはあなたと別れるのは死んでもいやです。それに世のために捧げた身體です。どうなつても構ひません」
「二つの神に仕へることは出來ない。世の中のためならどこにゐても出來る。さ、もう時がない」
 夜はもうほのぼのと白みかけて、刷ガラスが紫色に見える。私は先づ、女を遁すために露臺へ通じた扉ドアを開けた。ひやりと朝の氣が胸へ流れこんだ。川だけが異常に明るい。ふと川下へ視線をやると五六町下の橋のあたりに、二十人ばかりの人間が急いでこちらへやつて來る姿勢をしてゐる。それがの川淺瀬で、ほのぼのと銀色をしてゐる川面に黒い影が動いてゐるのだ。
「おい、來たよ。白鳥橋までやつて来た」
 私はまだ川下を瞶めたままさう叫んだ。
「君ピストルを持つてゐるかい」いつの間にか親友Aが後ろから聲をかける。
「そんなものはいらない、俺は人をやつつける氣がないから自分でも身を護らうとは思つてゐない。人間が人間をむやみに殺しはしないよ」
「でも村正だけは持つてゆきませうよ。まさかの時にはいつでも死ねるやうに」娘はさう言つて、しきりにトランクの底を探してゐる。娘は青い洋服をきてゐる、襟足のところに青いリボンで束ねた髪が搖れてゐる。いぢらしい後姿だ。こんな場面シーンがツルゲニエイフの「處女地」だつたか「貴族の家」だつたかにあつた、な。瞬間そんな考がちらと頭の中を過ぎる。
 この夢の中では、川下からやつてくる人間が動いてゐる姿勢でありながらちつとも近づいて來ないのだ。それが何だか非常に不氣味であつたやうにおもふ。
 その頃私は江戸川添の東五軒町の青いペンキ塗りの寫眞屋の跡を借りて住んでゐた。恰度前代未聞の事件のあつた年で、平民新聞へ思想的な繪をよせてゐたために、私でさへブラツク・リスト中の人物でよくスパイにつけられたものだつた。夢に出て來る「青い家」は、たしか東五軒町の家らしい。その家は恐らく今もあるだらう。夢の中の橋は、大曲の白鳥橋だと思はれる。
 その頃は、こんな風な夢を絶へず見てゐたが、この頃は一切見なくなつた。でも時たま、強迫觀念におそはれることは白晝大通を歩いてゐる時さへある。群衆の中で行き違ひに歩く人が、私の名を囁いて件の人に注意してゐるのを聞くと、それが若い青年紳士であり若い令孃であつてさへも、私は實に不安を感じる。これらが知らないで先方だけに知られてゐることは嫌なものだ。昨晩も夜更けて下町から歸つてくると道玄坂で坂を下りてくる三人の若い紳士に逢つた。まん中の男が、私を見るなり、肘で連れをつゝいて、
「ユウーウ?」
「ダ」
 さう言つてゐるのを聞いた。
 さめての夢は、それが惡ければ惡いだけ、さめることがないから生活を不安にする、人間を臆病にする。去年九月一日から一週間ばかりの間に、夜も晝も道玄坂をすさまじい響をたてゝ下つていつた陸軍の軍用タンクの自動車は、私の頭に異常な不安を殘したと見えて、いつでも夜ふけてあの響を聞くと、實に荒唐無稽な恐怖におそはれる。


睡蓮

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俺の通ってた小学校にも有ったな。花言葉なんて知らなかった頃だけど何だか池はドロドロなのに咲く花は清らかで輝いて見えたよ!

睡蓮 Water lily
花名のスイレン(睡蓮)は、この花が夕方に閉じる(睡る)ことに由来するといわれている。日本全国の池や沼に広く分布するスイレン属のヒツジグサ(未草)の名前は、未(ヒツジ)の刻(午後2時)に花を開くことにちなむが、実際には朝から夕方まで花を咲かせる。
スイレンの言い伝え
遠い昔、湖のほとりにワヲタ(太陽)という酋長と恋人の美しい乙女がいた。しかし、乙女の両親は二人の交際に反対した。彼女は悩み苦しんだ末に湖に身を投げてしまう。ワヲタは彼女を救い出そうとしたがその姿は消え、かわりにスイレンが咲いていた。それ以降、スイレンはワヲタ(太陽)の暖かさで花を開き、日が沈むと眠るようになったという。

夏の花(最盛期は7月)。花色は白、赤、ピンク、青、黄、オレンジ、紫など。

スイレンの花言葉
朝に花を開き、夕方に花を閉じるスイレンは、古代エジプトにおける太陽のシンボルとされ、エジプトの装飾や神話にも多く登場する。花言葉の「信仰」もこれにちなむといわれている。花言葉において、白い花は「純潔」「清浄」をあらわすことが多く、スイレンの花言葉「清純な心」も野生のスイレンの多くが白い花であることに由来する。

「清純な心」「信頼」「信仰」

 
スイレン誕生花
4月27日(白)、5月8日(黄)、7月7日、7月24日
 
スイレンとハスの見分け方
スイレン(睡蓮)とハス(蓮)は混同されやすい植物ですが、見分けるには葉の形を見るのが簡単。葉に切れ込みがあるのがスイレン、切れ込みがないのがハスだ。また、スイレンは水面近くで咲き、ハスの花は水面より高く上がり咲く。
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スイレンの主な種類
ヒツジグサ
日本に広く分布。海外では中国、朝鮮半島、シベリア、インド北部、北アメリカ、ヨーロッパに分布していて6月~11月に白い花を咲かせる。
ブルー・ロータス
青スイレン(英名:Blue lotus, Egyptian blue water lily)。アフリカから東南アジアに分布。青い花を咲かせ、古代エジプトの壁画などにも描かれている。
ヨザキスイレン
別名はエジプトスイレン(英名:White lotus, Egyptian white water lily)。アフリカから東南アジアに分布。白い花を咲かせ、古代エジプトの壁画などにも描かれている。
 
西洋の花言葉(英語)
Water lily(スイレン全般)
「purity of heart(清らかな心)」
 
スイレンの季節・開花時期
旬の季節: 夏
開花時期: 5月~9月
出回り時期: 5月~9月(最盛期は7月)
花持ち期間: 3~5日程度
 
名称・原産地
科・属名: スイレン科スイレン属
学名: Nymphaea spp.
和名: 睡蓮(スイレン)
英名: Water lily
原産地: 世界各地の熱帯、温帯
 
スイレンを国花とする国
タイ、スリランカ、バングラデシュ、エジプト、フランス領ギアナ、パプアニューギニア
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御釈迦様他仏像が花の上に乗られているのを観た事有るでしょう?その花こそ睡蓮だよ。御釈迦様は姿や名前を変えられてるがキリスト教で言うイエス.キリスト様だよ。この世を救う為にお姿を変えながら何度も降臨されていらっしゃる。






カンパニュラ 風鈴草

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何処で見たか思い出せないけど風鈴草と言われるだけあって俺も直ぐ連想したよ。

カンパニュラ 風鈴草 釣鐘草 Canterbury bells
属名の学名「Campanula(カンパニュラ)」は、ラテン語の「campana(小さな鐘)」を語源とし、釣鐘のような花の形に由来する。
カンパニュラとギリシア神話
美しいニュンペー(ギリシア神話に登場する精霊や下級女神)のカンパニュールは、オリンポスの果樹園の番人をしていた。ある日、兵士が果樹園に侵入したため、カンパニュールは銀の鈴を鳴らして助けを呼んだ。しかし、カンパニュールは兵士に命を奪われてしまった。その死をいたんだ花の女神フローラは、彼女を鐘の形をしたカンパニュラの花に変えたといわれている。
 

初夏の花。花色は紫、ピンク、青、白など。

カンパニュラの花言葉
花言葉の「感謝」「誠実」「節操」は、カンパニュラの花の形を教会の鐘になぞらえ、教会での教えにちなむともいわれている。

「感謝」「誠実」「節操」
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カンパニュラ誕生花
3月7日、4月23日、5月15日、7月8日
 
カンパニュラの主な種類
カンパニュラの仲間はとても多く、300種ほどが知られている。
カンパニュラ・メディウム
最もポピュラーの種。和名は風鈴草(フウリンソウ)、園芸上は釣鐘草(ツリガネソウ)とも呼ばれている。青紫、ピンク、白色などの釣鐘形のエレガントな花を咲かせる。
カンパニュラ・グロメラータ
和名は八代草(ヤツシロソウ)、園芸上はリンドウ咲きカンパニュラとも呼ばれている。リンドウによく似た濃紫色の花を咲かせる。
カンパニュラ・パーシシフォーリア
和名は桃葉桔梗(モモバギキョウ)で、葉がモモの葉に似ていることにちなみ、紫や白のキキョウに似た花を咲かせる。八重咲きの品種もある。
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西洋の花言葉(英語)
Canterbury bells(カンパニュラ全般)
「gratitude(感謝)」「constancy(不変、節操)」
 
カンパニュラの季節・開花時期
旬の季節: 初夏
開花時期: 5月~6月
出回り時期: 5月~9月
花持ち期間: 5~7日程度
 
名称・原産地
科・属名: キキョウ科ホタルブクロ属
学名: Campanula medium
和名: 風鈴草(フウリンソウ)
別名: カンパニュラ・メディウム、釣鐘草(ツリガネソウ)、ベルフラワー
英名: Canterbury bells
原産地: 北半球の温帯
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もの忘れしてしまった花なんで「忘れてしまうほどあなたが好き」という詩でもこの花に付けるかな?



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